TOEIC600点台など800点以上の方からみたらまだまだだ、ということは十重承知の上なのですが、TOEIC600点というのは400点台の誰もが一度は目指す点数ではないでしょうか?
これは400点付近の方に向けた記事です。
受験前は455点だった私。CADの職業訓練校に入学する前に時間の余裕が出来たので600点を目指すことにしました。
(※この記事は2016年5月以前の旧TOEICテスト受験のための対策です、ご承知おきください。ですが、新TOEICテストにも有効かと思います。)
使用した教材
公式問題集
使用した問題集は当時一番新しいものではありませんでしたが、公式問題集って結構なお値段するので、手持ちのもので勉強することにしました。
まずTOEICテストの形式に慣れるという意味で必須の問題集です。出される問題はもちろんテストの度に違いますが、傾向はある程度同じです。
一番良いのは最新の公式問題集をやりこむ事です。新形式ではパート3、4のリスニングとパート7の長文が増えてます。私の好きなパート5は問題数が減ってます・・・
ちなみに旧テスト形式で640点を取った後、半年後くらいに新形式でも受験したのですが、全く同じ点数でした。
あまり勉強してなくて、しかも新形式で同じ点数だったので、「ある程度基礎が出来てきたので、下がったりしないんだわ!」と上がってもいないのに喜んで記憶があります(笑)
新TOEIC TEST パート5 特急 400問ドリル
旧TOEICテストにおけるパート5の占める割合は、新テストに比べると大きかった上、穴埋め問題が好きだったということで、このドリルをやり込みました。
解説は簡単なのですが、わかりやすくてダラダラと長い解説が苦手な私には丁度良かったです。
最低5周のトレーニングが推奨されています。たまに誤植なのか本文中に間違いが見受けられるのですが、著者の神崎正哉先生のサポートページで訂正箇所がわかるので下記をご参照いただければと思います。

では私のやり方です。
まずは間違えたところに付箋を貼って、ノートに手書きでその間違えた部分を書き綴っていきました。これが1巡目。
2巡目で正解したところは付箋を外していき、間違えた個所の付箋はそのままに。そしてノートに書いたものを確認。または再度書くようにしました。
これを付箋がなくなるまで行います。途中、また間違えて付箋が増えたりもします。
この穴埋め問題がそのまま本番のテストに出ることはありませんでしたが、結果的に文章を読む回数が多くなり、単語も自然に入ってくるようになってました。語彙力が上がっていたと思います。
またノートに手書きをすることで、自分の弱点、苦手な部分が良く分かるようになったと思います。
間違った部分をまとめたページを作成して自分なりに注意書き等を入れていきました。
この手書きで書きだす作業が一番効果があったと思います。
DUO3.0
これさえやりこんでいればTOEIC700点は普通に取れる、という体験談もあるくらいのボキャブラリー豊富な単語帳の傑作です。
DUOシリーズは文章を通じて単語を覚えるという本なのですが、海外の映画やドラマで聞くようなセリフがそのまま載っていることもあり、思わず耳が反応してしまう時があります。
リスニングはもちろんなのですが、音読をたくさんしました。最初の方の章は暗記できるくらい頑張って音読していたのですが、根気が足りずで未だ中途半端です。
リスニングですが、ただ聞き流すだけでは効果がないということは明らかです。ただの睡眠導入音源と化します・・・気持ちよく眠れます。(全英語教材共通)
まとめ
一つの問題集だけやりこめば700点ぐらいはすぐに取れるという方もいらっしゃいます。その通りで、まずは一つの問題集をとことんやりこむのが効率が良いと思います。しかし
私のように一つの事に集中できず、すぐに飽きてしまうような人には、「あきたら別の問題集をする」というのもアリだと思います。
他にはインターネット上の問題集なども気分転換にやってました。これもやりごたえあります!

これらの教材のお陰でなんとか600点はクリアできました。このまま勉強を継続していたら700点もいずれ取れたような気がします。(希望的予想)