2019/10に脳出血で入院しました。後遺症はありません。
その後、病院で処方された降圧剤等を記していきます。
これからの「脱・降圧剤」生活を手に入れるためにも整理は必要かと思い、自分の備忘録としての記事でもあります。
退院時に処方された薬 7種類
- アムロジピンOD10mg(以後アムロジンで記します)
- アジルバ40mg
- ビソプロロールフマル酸塩錠2.5mg(以後メインテートで記します)
- セララ50mg
- ドキサゾシン2mg
-以上5種類が降圧剤、以下はその他-
- ジクロフェナクナトリウム25mg(ボルタレン鎮痛剤)
- ランソプマラゾールOD15mg(胃薬)
多いわ(笑)
その後血圧が下がり過ぎていたので減らしてもらいました。
前回処方より3週間後 4種類
- アムロジンOD10mg → カルシウム拮抗薬
- アジルバ40mg → ARB
- セララ50mg →アルドステロン拮抗薬
- メインテート2.5mg → β(ベータ)遮断薬
言い忘れてますが入院中呼吸困難に陥り、その時不整脈であることがわかりました。
なので不整脈改善も兼ねている降圧剤のメインテートも入っています。
ここで胃薬や鎮痛剤とはおさらばしてます。
ですがまだ多めに降圧剤を出されている感じなので、もちろん血圧は下がり過ぎのままでした。
次、さらに減薬しもらいました。
前回処方より3週間後 2種類
- アジルバ40mg → ARB
- メインテート2.5mg → β(ベータ)遮断薬
すっきり2種類になりました。
ですが、その2週間後、仕事の途中で頭痛がし、家に帰って血圧を測定してみると上が230ありました。
これは脳出血で救急搬送された時と同じ数値だったので、流石にビビりました・・・(-_-)
ARB最強と謳われるアジルバもCa拮抗剤には敵わない、とネットにありましたが本当にそうだと思いました。
この組み合わせは私には無しですね。
薬は無くなる前に処方してもらうようにしてあるので、予備の薬が結構あります。アムロジンやメインテート、セララを飲み、一応その日は130ぐらいまでには下がりました。
怖かったので、次の日に病院を受診。
4種類に戻してもらう
- アムロジンOD10mg → カルシウム拮抗薬
- アジルバ40mg → ARB
- セララ50mg →アルドステロン拮抗薬
- メインテート2.5mg → β(ベータ)遮断薬
下がり過ぎのラインナップなのですが、上がる方が怖いので2020年1月までこのまま飲んでました。
突然の盲腸
「弱り目に祟り目」とはこういう事をいうのでしょうか。
仕事中に今まで感じたことのない右下腹部の痛みを感じました。引きつる感じというのでしょうか?
次の日、近所の胃腸科内科を受診しました。
血液検査の結果、初期の盲腸の可能性があるということで点滴と「バナン」という抗生剤をいただきました。
先生曰く、最近の治療としては初期の盲腸は点滴と抗生物質でいわゆる「散らす」のがデフォ、との事でしたがこの治療が功を奏してすぐに腹痛は治まり今に至ったおります。
その後、この近所の医院で降圧剤をいただけるように元の病院から紹介状を書いてもらいました。
ですがこの時の血液検査で肝機能の数値が悪くなって事が判明しました。
- AST 66 (基準値10~40)
- ALT 52 (基準値5~45)
- γ-GTP 156 (基準値~30)
近所の医院の先生からは「大した数値じゃないから様子を見ましょう」と言われました。
この辺りから降圧剤に対して不信感が芽生え始めます。
近所の医院での処方箋 3種類
- アムロジンOD5mg → カルシウム拮抗薬
- アジルバ40mg → ARB
- メインテート2.5mg → β(ベータ)遮断薬
ここでアムロジンを10mg→5mgへと変更。そしてセララを中止しました。
このラインナップで2020/6月半ばまで過ごす事になります。
時々最高血圧200になったりする日もありましたが、それはちょっとテンションが上がる事が起きたためのイレギュラー値だと思ってます。
それ以外はどちらかというとやはり血圧は下がり過ぎで上が80以下の日々も多かったので、6月に入り独断でアジルバ40を中止。
何故ならこのアジルバ。副作用として重大な肝機能障害の可能性があるらしいのです。

血圧低すぎるし、肝機能の副作用がある薬をわざわざ飲む必要もなかろうと思っての事です。
下記の2種類を服用していました。
- アムロジンOD5mg
- メインテート2.5mg
この2種類でも大体血圧は80-110/70-90程度で推移してました。
このままでも良かったのですが、異常に血圧が高くなる事もある点からこれらの記事でも書きましたが、自分が原発性アルドステロン症ではないかと疑い、専門医にかかります。
アルドステロン症かどうかを調べるための薬
- アムロジンOD5~10mg
- ドキサゾシン1~2mg
ARBであるアジルバと、β(ベータ)遮断薬のメインテートはアルドステロン症の検査に影響するということで断薬し、2週間上記の2種類で対処。
ですが、メインテートがなくなったせいで頻脈になり、途端に血圧が上昇したので怖くなりすぐに受診。
脈を落ち着けるためにエチゾラム(デパス)をプラスされた計3錠で2週間を乗り切ることになりました。
- アムロジンOD5~10mg
- ドキサゾシン1~2mg
- エチゾラム0.25mg(血圧高くなった時だけ)
時々は高くなったのですが、エチゾラムが効いたのでしょう、なんとか2週間を乗り越え、血液検査を終えました。
ちなみにこのエチゾラム、抗不安剤、睡眠導入剤だそうで依存性が高いようなので、要所要所でしか服用していません。
そして血液検査の結果、アルドステロン症ではなく、本態性高血圧であると結論づけられました。
これでただの高血圧症だとわかったので、自助努力で血圧が下げられる可能性が出ました!(・∀・)
その後、その専門医で下記を処方されました。
- アイミクス配合錠HD
- フルイトラン(利尿剤)
突然の降圧剤の変更です(*_*)
このアイミクス配合剤はCa拮抗剤のアムロジピン10mgとARBのイルベサルタン100mgを混合させたお薬だそうです。
それに利尿剤までプラスされました。
当初先生はアムロジンとアジルバを処方したかったようですが、私が「お薬減らしたいんです」と言ったので、勘違いされたのか配合された1錠の物を処方したようです。
それも申し上げたんですが、そのままスルーされました。(・・?
でもちょっと試したい気持ちもあり(笑)処方された2週間、これで過ごしました。
結果、まあ悪くはなかったです。
利尿剤のお陰でむくみも減り、心なしか顔がすっきり。でもまた血圧は低すぎるので減薬のお願いをしたところ利尿剤を止めましょう、ということに。
腎臓の数値もちょっと高めだったせいもあるのでしょう。
そうそう、血液検査での肝機能の数値ですが、良くなってました!
- AST 25 (基準値10~40)
- ALT 20 (基準値5~45)
- γ-GTP 84 (基準値~30)
γ-GTPは以前として高いのが気になるところではあります。
でも以前より改善が見られたのはやはりアジルバの服用を止めた事が大きいような気がします、素人の感想なので参考程度に。
そしてアルドステロン症ではないので、あとは降圧剤治療となるので元の医院に戻る旨をお伝えし、専門医とのお付き合いは終わりました。
近所の医院の処方箋
- アムロジンOD5mg
- アジルバ40mg
ここからは私に落ち度があるのですが、アジルバを飲みたくないという事をちゃんと伝えきれず、アジルバを再度飲む事に。(なんでそうなった?)
でもアジルバ、しかも最強の40mgなど飲む気になれず、結局アジルバの代わりに自分の独断で現在残っているメインテートを服用しています。
今日現在、下記2種類を服用中。でも低すぎるので(朝の最大血圧80以下)、アムロジンを半分に切って2.5の服用にしようかと考えています。
- アムロジンOD5mg
- メインテート2.5mg
お盆が明けるころにはメインテートが少なくなっているので、近所の医院に貰いにいかなければならないのですが、言いつけを守らず違う薬を飲んでいるので怒られそうで行くのがためらわれます。
それもこれも流されてしまった私が悪いんですが。。。
降圧剤のまとめ
今までの降圧剤遍歴を書いてきましたが、降圧剤に関して思うところを下記に記します。
- 血圧が下がり過ぎると血液の流れを滞らせる原因となり、脳梗塞の引き金になりかねないので本当は出来るだけ飲みたくない。(元々薬嫌い)
- ARBのアジルバは良いお薬と言われるけど、肝機能の事が心配だし、とっても高価だし(40mg1錠:210.2円/錠)、私には効果がイマイチなので飲みたくない。
- 私は緊張すると異常に血圧が上がってしまう白衣高血圧症(家でも緊張すると上がるけど)。加えて不整脈の点からいって、脈を減らすお薬(メインテート)が一番有効なのではないか?と思う。
やはり、循環器系の医師にかかるべきだと思いました。
今の近所の病院も良いのですが、他の先生に診てもらいたい気持ちが大きくて悩みます。でも黙って別の病院にかかるのは気が引けます。どうしよう?
アルドステロン症の検査の時はちゃんとその旨を伝えて紹介状を書いてもらったのですが、今回はなんだか先生を信用してませんよ、的なニュアンスと思われそうで・・・
結構悩むものですね、もんもんもん。
最後までお読みいただきどうもありがとうございました(・∀・)