こちらの記事で脳出血になった時の様子をざっと書いたのですが、書き忘れていた症状があったのと、もうすこし具体的に書きたいと思ったので新しい記事にしました。
最近では俳優の清原翔さんも同じ病で倒れて緊急手術をされたようですね。
若くして発症してしまった事に驚いたのですが、他人事とは思えません。
私の脳出血の原因は平常時に180~200を超える血圧を十数年放置していた結果です。こちらに関しては現在原因を突き止めるべく行動をしてます。
次に書いてある前兆、症状はあくまで私の場合であって、人により様々だと思いますので参考ということでお読み下さい。
脳出血の前兆
1.首を中心とした痛み
仕事でPC操作が当たり前の毎日をずっと続けてましたが、体質なのでしょうか、肩こりや頭痛とは無縁でした。
それが倒れる大体1週間前くらいだと思います、やたら首あたりが痛い事に気が付きました。それが日に日に肩、首の上へと痛みが広がっていきました。
その頃仕事も忙しくなっていたので「さすがの私も肩こりになったか」ぐらいに思っていました。
2.舌が落ちる
これを前の記事に書くのを忘れてました。どういう事かというと
こんな症状が毎日ではなかったですが、数日ありました。
舌が落ちる、という症状は老化のサイン、と聞いたことがあるので、
「まだそんな歳じゃないのに、老化が加速してるわ~ヤバいわ・・・」
という事を思っていました。
ところがこの症状は脳卒中のサインだったのです。
睡眠中に脳出血や脳梗塞などの脳卒中を発症すると舌が落ち込む事によりいびきをかく事があります。睡眠中の脳卒中は気がつきにくいものですが、一緒に寝ている方が急に大きないびきをかきだしたりした時は意識状態を確認しすぐに救急車を呼ぶようにしましょう。
引用元:医療法人正幸会 正幸会病院
これは完全に個人の憶測なのですが、私はもうこの頃既に、少し脳内の出血があった?という事なのでしょうか?
完治した今、この症状はありません。老化じゃなくて良かった(笑)
脳出血発症当日の症状
1.肩こりから頭痛へ
午前中、仕事でPC作業をしている時は特に今日は肩こりがスゴイなと思っていました。
昼休みになりお弁当を食べていたのですが、あまりに首が痛いため少しご飯を残しました。
午後、仕事に取り掛かりだしてから急激に体調が悪化しました。もう首・肩ではなく後頭部が痛いんだと自覚できました。
2.激しい吐き気
それと同時に吐き気が突然襲ってきました。もう座っていることすら辛くて更衣室で横にならせてもらって頭痛薬をもらったのですが一向に良くならず。
そのまま会社の人に車で家まで送っていただいたのですが、道中、ゲロゲロと吐きまくりました。ビニール袋があったので助かりました。
その後ですがこの記事にも書いてありますが、明け方まで我慢して、我慢したあげく自分で救急車を呼んで、でもまだ大したことないと思っていて、救急車を返そうとしてました(笑)愚かです。
その時家族はどうしていたか?
旦那はそれまでどうしていたか?というと、私が「大したことない、大丈夫」と主張するので、それを信じていたようです。
家の人が気が付いて救急車を呼んでくれるケース・そうでないケース
家の人が異変に気が付いて救急車を呼んでくれた、という事を良く見聞きしますよね。
それって明らかに顔が歪んでいたり、話し方がいつもと違うから気が付いて対応出来た、という事です。
私のように見た目が何も変わらず、話し方もしっかりしている場合、心配は一応してくれているパートナーであっても「まあ、そう言うんだったら大したことないかもね、でも明日は病院行ってね」と言うくらいで、何もアクションを起こしてくれないケースもあります。
こうなると、救急車を呼ぶ・呼ばないの判断はもう自分でするしかいないわけです。
- 大したことない
- 人に迷惑をかけたらいけない
- 我慢してたら治る
我慢強い性格の場合、辛い時でもこんな風に思いがちになるんですけど、絶対我慢せずに自分の辛さを信じて、自分を守る行動をしてください!すなわち迷わず救急車を呼んで下さい!
異常があればまず病院へ
「喉元過ぎれば熱さを忘れる」と諺にあるように過ぎ去った辛さって案外忘れるんですよ。
脳出血は再発率が高い病気です。
今、こうやってこの記事を書いている私ですが、またこのような事態になった時
- 今回は大したことないだろう
- 気のせいかもしれない
こんな風に考え、また救急車を呼ぶのが遅くなるかもしれないです。
これはこの記事を参考にしてくれる人に対しての記事であると同時に、自分に対しての戒めの記事でもあります。
最後まで読んで下さりどうもありがとうございました。