長年、200以上もある血圧を放置してきたよ、という話の続きです。
平成も終わりに近づいてきたとある日の夜、いつものように晩酌をしながら夕食を食べていました。
途中、大の方を催してきたのでトイレに立ちました。あ、これから汚い話の連続になりますがご容赦くださいませ☆
用を足して何気なく便器を見ると、血が数滴落ちてるのがわかりました。トイレットペーパーで拭いてみるとそこにも血が。
その時は「げっ、痔になった((((;゚Д゚))))ガクガク」って思ったんですよ。切痔経験者の旦那に聞いてみたら「そりゃー、切痔だわ。ようこそ~☆」とか言われました。
え~、マジか。明日はボラギノール買いにいかなきゃ・・・って思ってたんですが、その後も催してきて、そのたびに血の量が増えていくんですよ。
「切痔ってこんなに血が出るんだ・・・」と思いながら、もう寝る時間になっていたのでそのまま寝る事に。この時、お腹の痛みは全くありませんでした。お尻もです(笑)
横になるとお腹の中でやたら音がするんですよ。「ちゃぷん、ちゃぷん」って。なんじゃこりゃ?!と、もうその時は結構怖かったですね。その後、何度もトイレに行ったのですがその度に血の量が増えていき、便器が血の海で染まる事態に。
最終的にはトイレに到達する前に倒れて、旦那に「きゅ、救急車呼んで!」と叫び、救急搬送される事に。
救急隊員が来て、まず血圧を測られたんですが、うろ覚えですが多分上が110くらいと言っていたような気がします。血圧200前後が普通の私はこの数値を聞いて、生まれて初めて死を意識しました。低血圧症で死ぬんだと・・・
なかなか病院が決まらない問題
救急搬送ですが、救急車に乗ったからといって、すぐに病院に連れて行ってくれるわけじゃあないんですね。救急隊員の方が必死で何件も病院に電話してくれるんですが、なかなか受け入れてくれる病院がありませんでした。
・消化器系の先生が不在
・救急患者が既に沢山いる
おしめをしてもらっていたので、その間はそこに血を垂れ流していたのですがさらに死を覚悟しました・・・
大腸憩室出血
病院について各種検査をして入院する事になるのですが、病名は「大腸憩室出血の疑い」でした。疑いなのは、内視鏡で見てもどこから出血したか結局わからなかったからです。でもCT検査の結果から大腸憩室だろうとの事でした。
大腸憩室炎出血の前兆ですが、そういえば下記のような事が思い当たります。
●数週間前から右の下腹部が異様に膨らんでした。
右下腹部の膨らみですが、単に便秘だと思ってあまり気にしていなかったのですが、出血後はぺちゃんこになっていました。憩室に便が貯まっていたのが出血することで押し出された、もしくは腫れていたのが引いたのかのどちらかだと思います。
出血は点滴をするとすぐに止まったのですが、かなりの大出血だったので輸血をする羽目に。
ここから血圧の話なのですが、入院して落ち着くと血圧は元に戻っていたらしく先生方や看護師さんがビックリされてました。そこで降圧の治療の一つとして、降圧剤を飲むように指示されたのですが、私、嫌だと断りました(笑)
●降圧剤なんか飲んだら一生飲み続けないといけないから嫌だ。
