大腸から大出血だよ!スーパー高血圧のなせる業(大腸憩室出血)②

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長年、200以上もある血圧を放置してきたよ、という話の続きです。

平成も終わりに近づいてきたとある日の夜、いつものように晩酌をしながら夕食を食べていました。

途中、大の方を催してきたのでトイレに立ちました。あ、これから汚い話の連続になりますがご容赦くださいませ☆

用を足して何気なく便器を見ると、血が数滴落ちてるのがわかりました。トイレットペーパーで拭いてみるとそこにも血が。

その時は「げっ、痔になった((((;゚Д゚))))ガクガク」って思ったんですよ。切痔経験者の旦那に聞いてみたら「そりゃー、切痔だわ。ようこそ~☆」とか言われました。

え~、マジか。明日はボラギノール買いにいかなきゃ・・・って思ってたんですが、その後も催してきて、そのたびに血の量が増えていくんですよ。

「切痔ってこんなに血が出るんだ・・・」と思いながら、もう寝る時間になっていたのでそのまま寝る事に。この時、お腹の痛みは全くありませんでした。お尻もです(笑)

横になるとお腹の中でやたら音がするんですよ。「ちゃぷん、ちゃぷん」って。なんじゃこりゃ?!と、もうその時は結構怖かったですね。その後、何度もトイレに行ったのですがその度に血の量が増えていき、便器が血の海で染まる事態に。

最終的にはトイレに到達する前に倒れて、旦那に「きゅ、救急車呼んで!」と叫び、救急搬送される事に。

救急隊員が来て、まず血圧を測られたんですが、うろ覚えですが多分上が110くらいと言っていたような気がします。血圧200前後が普通の私はこの数値を聞いて、生まれて初めて死を意識しました。低血圧症で死ぬんだと・・・

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なかなか病院が決まらない問題

救急搬送ですが、救急車に乗ったからといって、すぐに病院に連れて行ってくれるわけじゃあないんですね。救急隊員の方が必死で何件も病院に電話してくれるんですが、なかなか受け入れてくれる病院がありませんでした。

・ベッドの空きがない
・消化器系の先生が不在
・救急患者が既に沢山いる
これらが理由なんですが、いわゆる「たらい回し」というやつですね。結局、決まるのに30分以上は要したと思います。その間ずっと救急車の中です。不安でした。

おしめをしてもらっていたので、その間はそこに血を垂れ流していたのですがさらに死を覚悟しました・・・

大腸憩室出血

病院について各種検査をして入院する事になるのですが、病名は「大腸憩室出血の疑い」でした。疑いなのは、内視鏡で見てもどこから出血したか結局わからなかったからです。でもCT検査の結果から大腸憩室だろうとの事でした。

大腸憩室炎出血の前兆ですが、そういえば下記のような事が思い当たります。

●数か月前から黒っぽいタール状の便が出ていた。
●数週間前から右の下腹部が異様に膨らんでした。

右下腹部の膨らみですが、単に便秘だと思ってあまり気にしていなかったのですが、出血後はぺちゃんこになっていました。憩室に便が貯まっていたのが出血することで押し出された、もしくは腫れていたのが引いたのかのどちらかだと思います。

出血は点滴をするとすぐに止まったのですが、かなりの大出血だったので輸血をする羽目に。

ここから血圧の話なのですが、入院して落ち着くと血圧は元に戻っていたらしく先生方や看護師さんがビックリされてました。そこで降圧の治療の一つとして、降圧剤を飲むように指示されたのですが、私、嫌だと断りました(笑)

●私はこれが普通の血圧なんだ。
●降圧剤なんか飲んだら一生飲み続けないといけないから嫌だ。
以上を持ち前の持論「血圧は人それぞれ」と共に先生に説明していったわけですが、先生、キレました(笑)
「あ~、わかりました・・・もうあなたが死のうがどうなろうが知ったこっちゃない。ただ、入院している間は私の指示に従ったもらう必要があるから、その間だけ大人しく飲みなさい!」
そう言われると、「そうね、先生の立場もあるしな」と妙に納得して入院中だけ飲むことにしました。
憩室出血自体は結構ポピュラーな病気みたいで、出血する人は多いのだそうですが、私の場合は血圧が高いせいで血がビュービュー飛び散る程出る事態になったのだ、という結論を出されていました。
ちなみにこの病気、再発率が高いみたいです(^ ^;
その後の経過は良く、無事退院して1か月後の検診の時に「血圧をなんとかしないと、そのうちもっと恐ろしい事になるからね」とクギを刺されたわけなのですが・・・
この時に真剣に高血圧問題に取り掛かっていれば更なる悲劇は防げたのですが、数か月後、この先生の予言通りの事が起こるのでした。
また近日中に最悪な事態の記事をアップ予定ですので、興味がある方はまた見に来て下さ~い
(・∀・)
続きです↓

高血圧
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